若干ですが夕方以降の気温が下がり始めました。それでも日中はまだまだ暑いですね。「夏かぜ」の中で最近手足口病はほとんど見かけなくなり、ヘルパンギーナも明らかに減っています。一方、アデノウィルスによる扁桃炎やプール熱は逆に多くなった印象があります。高熱が平均5日ほど持続し、のど痛のため食事や水分が取れなくなり点滴を受けるお子様もいますので「夏かぜ」といっても侮れません。プール熱の場合は、強い結膜炎を伴い眼科受診が必要となるケースもあります。綿棒をのどに擦りつけウィルスを検出し10分ほどでその結果をご説明できます。アデノウィルスの特効薬はありませんので検査は急ぎではありませんが、それでも陽性反応が出れば経過の予測に役立ちますし、集団生活の出席停止扱いや出席開始時期の判断に有益です。ちょっと気持ちの悪い検査ですが一瞬ですのでお許し下さい。感染力が強く、ご家族が次々と発病することもありので、うがいや手洗いを習慣にしましょう。
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